DIY : Slider for DSLR #1


2011シーズンの制作スタイルにDSLRを導入した。
いわゆる「動画も撮れるデジイチ」で、ビデオカメラが苦手なボケやフォローフォーカスを作品中に取り入れることが主目的だ。
海外のレースムービーではすでに主流機材だが、昨年ようやくメモリーレコーディングを導入しているのでワークフローに違和感もなく、ニューバージョンで大幅に改善された編集ソフトともに、開幕に向けて順調にトレーニングを重ねている。

とりあえず一部DSLRを使用した今期第一作


これに「被写体に対して水平に移動する」三脚用のアタッチメント、いわゆるスライダーという機材を使用して↓の作品のような効果を出してみたい。





と、考えていたのだが、国産品はなく海外からのお取り寄せになる。
もちろん英語やクレジットカードでの購入自体には全く抵抗はないのだが、予算が限られている。

だったら、Do It Yourself !

ということで、ナフコで資材を集めてタガネとハンマーで組み立てたのが冒頭の物体。
総額2860円也。

しかし、テストしてみたら台車部とカメラ本体の固定がないため、動作中に前後のピッチングと左右の振れがでてしまい、とても見せられるものにはならない。
レールの幅もナローすぎるし、ストッパーがないのでガッチャンと脱輪する。

改善点は多々あるが、部材の大部分にアルミ合金を使用することで軽量コンパクトに仕上がっており、ほぼこのままの形でデビューすることになるだろう。

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