GT - グライドトラック導入


スライダー導入に際してDIYでコストダウンをはかったものの、十分な効果を得るためにはやはりメーカー品に勝るものはない、という結論に達した。
先週、以前より購入するならコレ! と決めていたUKのメーカー「GLIDETRACK」のWEBサイトhttp://www.glidetrack.com/でオーダーを入れてFedEXで今日届いた。

Glidetrack SD - http://www.glidetrack.com/products/glidetrack-sd.html
本体レールとベースは一体形成のアルミ合金製、脚は”アルミブランクからの削りだし風プラスチック形成”(※落とすと割れます。でも接着剤で補正できるので問題なし? 2011-5-17追記)のため、軽量・高剛性だ。

しかし、通関で一度開けられたときに付属されてるはずの組み立て用3/16インチ・アーレンキーが紛失しており、ホームセンターにて購入後、さあ取り付け! となったものの、脚にレールを取り付けるネジのタップとレールの穴が1ミリほどズレていたためレール側をシコシコやすりで削ってようやく組み立て完了。
サイドのステッカーがやや傾いていたり細かい造りはややテキトーだけど、作動性はDIYとは比較にならない。

今回注文したSDの750mmなら送料込みで28000円位だから安い、と思う。

三脚への取り付けは1/4インチと3/8インチのタップがあるので問題ないが、カメラの取り付けは3/8インチネジがスライドプレートを貫通しており、プレートにもネジが切ってあるため、必要に応じて組み合わせのバリエーションは多い。
おそらく自由雲台を乗せるのがベストだが、エンデューロなどの過酷なロケを敢行することを考えると、携帯性と軽量化、そして最小コストのためにも手持ちのマンフロットのクイックシューを使用。
当初、手持ちの三脚「Livec DV22」1機による運用を予定していたが、実際に装着して動作確認を行ったところ、やはり先端部分では雲台自体の剛性不足によりシナリが発生してしまう。そこでサブカメラ用に購入していたVelbonの安物と併せて,2機で支持することになった。

さて、そうなると問題は機材の運搬だ。

全日本モトクロスの決勝レースでは使用しないため、DSLRのみで撮影予定のエンデューロで活躍してもらう。
撮影ポイントまで広範囲かつ移動距離と時間が長いエンデューロだが、昨年も重いLivecを使用しているおり、オフシーズンのフィジカルトレーニングも順調で膝の故障もなく開幕に向けて調整中であることから、デイパックにVelbonとGTを放り込んで背負うだけで対応できるだろう。
いずれにせよ、DSLRとGTによりビジネス的に新展開を生み出すべく、日本代表として恥じないコンテンツを提供できるシーズンにしたい。

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