DSLRリグは要らない

今年初めにメイン機材をDSLRに転換して1シーズンを取り終えたが、その間保持方法には試行錯誤を繰り返した結果、BARSKAのガングリップにたどり着いた。


夏頃にはこのスタイルにたどり着いていたのだが、スライダーへの換装を容易にするためマンフロットのクイックシューを使用することにこだわっていたあまりに、本来のホールド性の向上という最重要課題が薄れていた。

はからずもマンフロットのクイックシューベースを組み合わせたモノは、撮影中に落としてしまい紛失。それ以来、通常の写真撮影と同じスタイルの手持ち撮影を行っていたが、これはこれで慣れてしまえば不具合はなく、シーズンを取り終えてしまったのだが、シーズンハイライトの編集で改めて素材を見ると手ブレが多く、安定した構図を維持するためには、やはりリグが必要であることを痛感した。

しかし、MXコースやEDフィールドでの移動を伴う撮影では、最小限の装備で機動性を確保したい。パイプフレームを主体としたリグに搭載したのでは、その点が大きく損なわれてしまう。
もっとも、昨年まではショルダーカムを使っていたのだから、大した違いではないともいえるが、コストを考えると、「身体を鍛えた方がよい」という、体育会系の結論にたどり着いたのだ。

現在ジョギングで10km/1hをこなせているので、身体の準備はできており、より良いシステムの導入を模索していたところ、Amazonでこれを見つけたのだ。
Amazonでの商品名はSP083:グリップハンドル雲台「BARSKA ACCU GRIP」となっており、購入時の価格は2625円。

米本社直販ならば$14.99なので円高の今なら1200円以下。しかし単品購入では送料が$113かかるので、他の商品と合わせて購入するか販売目的で大量購入するのでなければ超割高になってしまう。






肝心のホールド感は良好、というより気持ちいいw
表面はプラスチック地ではなく樹脂コーティングが施されているので、滑り止めだけでなく素手になじむ感じだ。

脱着も内蔵されたネジだけを回すことができるので自由に微調整できる。
Canon EOS 60Dはジャストフィットだったが、装着するボディによってはねじ穴が浅すぎてきちんとロックされない場合もあるようで、AmazonのレビューによるとSony NEX5がそれにあたる。


ついでに書くと、同時購入したUSB ACチャージャーも”当たり”だった。
これはContourをPCを立ち上げずに充電するために購入したのだが、2000mA対応ということで、2台同時に充電できる優れもの。
残念ながらスマートフォンIS03へのUSB充電はPC接続用のケーブルには未対応だったが、充電専用USB転換ケーブルでは可能だ。
今シーズン終盤にHONDAの発電機を購入し、電源のない現場でも自力で充電できるようにしているので、撮影現場のロケーションによる制約がかなり減った。
PLANEX 急速充電(2000mA)2ポートUSB ACアダプタ (iPod,iPhone 3G/3GS/4,Xperia,iPad,ウォークマン 海外対応)


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