First Look | Laing Carbon fiber Steadicam stabilizer P-04



一昨年より自作したり、インド製の安物U-FLY CAMを買ってみたりして、あのニュルニュル感とジブクレーン的な動きを取り入れようとしてみたのだが、いずれも常用できずにいた.
しかしオーストラリアのRussel Brothers Filmsをはじめとする各国のアーティストも取り入れ始めていたので、なんとかモノにしようと、「Laing Carbon fiber Steadicam stabilizer P-04」をe-bayで約30000円(送料込み)にて購入した。

金曜の夜9時に香港のセラーにオーダーして月曜の午前中に受け取ることができ、昨今の日中関係とビジネスは別問題だな、とか思いつつ開封、さっそく試しどりしてみたのが上のビデオ。
カメラはSony NEX-FS100JにSEL16F28とワイドコンバーターをつけて、いつものテストフィールドである近所のハイキングコースに出かけてみた。

初見では唯一、カメラをスライドプレート固定時に1/4ネジを手持ちの物を追加して2本で固定している以外は、U-FLY CAMとは比較にならないほどセッティング、取り回しともに良好でカーボンシャフトとアルミプレートで構成されて、各部の加工仕上げも丁寧でクオリティはかなり高い。
セッテイングについてはドロップタイムを合わせたあとに水平を出すときに、底部のカウンターウエイト台座に装備された水準器を見ながら、本体クイックシューのダイアルでベースプレートを微調整してロックするだけ、というスピーディーな運用が可能。

今回の試し撮りはサポートベストなしで階段を含むハイキングコースの登り降りを行ってみたが、運足法を改善すればさらに安定させられるだろう。

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