最近、コウノトリをよく見かけるわけだが

 私の現住地である兵庫県は県立コウノトリの郷を中心に特別天然記念物コウノトリの繁殖に力を入れています。一度日本国内で絶滅させてしまった後でこりゃマズいってことで中国からの再導入種として管理された個体群として、ではありますが、最初の放鳥から17年を経過し個体数も増え、エサを求めて西日本各地で見られるようになっており、秋になると兵庫県南部でも姿を見る機会が年々増えてきました。

日本や中国では吉兆をしるす瑞鳥とされてはいますが、実際目にすると身体もクチバシもデカいし目付きが悪く、正直怖い、です。足輪の付いている管理個体は保護されてることを知っているのか、かなり近い距離によっても逃げることがなく悠々としているのでなかなか絵になります。

小野市の鴨池ではコハクチョウに人が集まりますが、私個人的にはワイルドなコウノトリをイチオシです。コハクチョウなんてただのでっかいカモやん、ってな感じです。同じような白い鳥としては、最近姫路城で糞害を撒き散らしながらも市鳥にしているため駆除できないシラサギ(ダイサギ、チュウサギ、コサギの総称)がいますが、サイズが違うだけでなく飛行形態も違います。コウノトリは首をまっすぐ伸ばすのに対してサギ類は折りたたんで飛びます。

小野市鴨池(女池)にて

加西市加西中横の池

北から南に千ヶ峰を飛び越える2羽 9月24日撮影

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