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最近、コウノトリをよく見かけるわけだが

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 私の現住地である兵庫県は 県立コウノトリの郷 を中心に特別天然記念物コウノトリの繁殖に力を入れています。一度日本国内で絶滅させてしまった後でこりゃマズいってことで中国からの再導入種として管理された個体群として、ではありますが、最初の放鳥から17年を経過し個体数も増え、エサを求めて西日本各地で見られるようになっており、秋になると兵庫県南部でも姿を見る機会が年々増えてきました。 日本や中国では吉兆をしるす瑞鳥とされてはいますが、実際目にすると身体もクチバシもデカいし目付きが悪く、正直怖い、です。足輪の付いている管理個体は保護されてることを知っているのか、かなり近い距離によっても逃げることがなく悠々としているのでなかなか絵になります。 小野市の鴨池ではコハクチョウに人が集まりますが、私個人的にはワイルドなコウノトリをイチオシです。コハクチョウなんてただのでっかいカモやん、ってな感じです。同じような白い鳥としては、最近姫路城で糞害を撒き散らしながらも市鳥にしているため駆除できないシラサギ(ダイサギ、チュウサギ、コサギの総称)がいますが、サイズが違うだけでなく飛行形態も違います。コウノトリは首をまっすぐ伸ばすのに対してサギ類は折りたたんで飛びます。 小野市鴨池(女池)にて 加西市加西中横の池 北から南に千ヶ峰を飛び越える2羽 9月24日撮影

祖母山・傾山に行ってきたよ

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le hasard ne favorise que les esprits préparés Chance favors the prepared mind チャンスは準備された心に降り立つ フランスの細菌学者ルイ・パスツールの言葉と知られているものだそうですが、ワタシはアニメのハイキュー!で知りました。アニメ劇中のセリフでは「チャンスは準備された心に舞い降りる」としていましたが、今回まさしく舞い降りました。 11月2日、日本では本土以北の亜高山帯に生息するホシガラスを祖母山初登頂で山頂にて撮影する機会に恵まれました。この地での生息は以前より確認されていると案内板に記載されていたのですが、まさかいきなり初見できるとは思っておらず、登山途中のお地蔵さんに手を合わせていてよかった、と心から思った次第です。とはいえ、主目的だったニホンカモシカは3頭を目視したのみでしたので、次回のお楽しみとします。 なお、冒頭の一節はいろいろな訳があるようで「 機会は準備のできている精神だけを好む」というのもいいですね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E9%81%8B%E3%81%AF%E7%94%A8%E6%84%8F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%BF%83%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%AB%E5%AE%BF%E3%82%8B 実は前日に傾山にも登ろうとしたのですがあいにくの曇天で標高1200m付近まで登ったものの霧で視界がひらけず、ペースも悪く無駄に体力を小もしてたので踵を返して下山し、少々凹んでモンベルフレンドショップの 竹田温泉花水月 にでリフレッシュできたのも良かったですね。モンベル割引で竹田市民価格350円で入浴できますが毎週木曜日は定休日です。 レンズを広角から望遠に付け替えた後に舞い降りたホシガラス   阿蘇山 shot with iPhone 祖母山の由来は神武天皇の祖母とされるトヨタマヒメで古事記や日本書紀にその記述がある、らしいw shot with iPhone 傾山方面 shot with iPhone パノラマモード shot with iPhone

ヨシガモとオオバンが気になる

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数年間観察を続けている後池と昨年注目し始めた通池(樫山)で、近年減少傾向にあるヨシガモと渡来数が増加傾向にあるオオバン。 同じくらいの大きさの二つの池は、ヨシの林がある浅い皿池、近隣の交通量が割と多い、という共通点がありますが、後池にはヨシガモがおらず、オオバンは双方にいます。同じような環境でも滞在する種が違うというのは興味深いところです。 案外、各種の血統による伝承で居着く池が選ばれているような気がしますが、各個体を追跡してみないと断言はできませんし、識別なんて無理筋すぎるので、やるならGPS追跡となるでしょうが、個人の趣味にかける経費を超えてしまいます。 その一方で、今冬の小野大池はボーリング調査のために久しぶりにかいぼり、というか水抜きをやっており、2月14日現在は調査完了しているので若干水が溜まってきたものの、昨年のような盛況には程遠い状態で、12日に通りかかったときはカンムリカイツブリが一羽だけポツンと浮かんでいました。 もともと近隣にため池が多く、代替はあるので人間の都合で多少の変化を加えても、それに対応する柔軟性を鳥は持ち合わせている一方で、かいぼりのような大規模な変化は水中の生物にとっては短期的な絶滅を引き起こします。水位が回復すれば土中に隠れた底生生物や上流から流れてくる魚の稚魚やプランクトンが留まることで、ある程度の生態系は回復するので、系としての恒常性は保たれていると見ることはできますが、それはあまりにも人間勝手ではないか、という気がしないでもなく、ワタクシ的にモヤモヤした感を拭うことはできません。 撮影機材:Panasonic GH4 + Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + Olympus MC20